专利摘要:
本開示は、一般に、水分を遮断するために建築用途で使用されるフラッシング(flashing)テープ、及びその使用方法に関する。開示したテープ構造物には、粘弾性コア層と、少なくとも1つの弾性表面薄層とが包含されており、このフラッシングテープを基材に付着させるために感圧接着剤層が更に含有されてもよい。
公开号:JP2011507736A
申请号:JP2010539855
申请日:2008-12-19
公开日:2011-03-10
发明作者:ジェイ. エリクソン,ジョン;ビー. ガラッシュ,トーマス;ジェイ. クレメンツ,ジョージ;エス. デーブ,ジェラルド
申请人:スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー;
IPC主号:B32B7-02
专利说明:

[0001] 本開示は、一般に、水分を遮断するために建設用途で使用されるフラッシング(flashing)テープ、及びその使用方法に関する。フラッシングテープには、粘弾性コアと少なくとも1つの弾性表面薄層とが含まれている。]
背景技術

[0002] 多くの建設施工では、一般に、有窓(fenestration)接合部、すなわち貫通部(例えば、窓、ドア、排気ダクト等)と建造物との間の接合部のみならず、窓割り部と隣接した又はその内部の様々な表面にも自己接着性フラッシングテープを取り付けて水を遮断する必要がある。フラッシングテープは、サイディング又はトリムを設置する前に取り付ける。サイディング又はトリムを建造物に接合するのに用いられる釘は、フラッシングテープを貫通して取り付けられることが多い。]
課題を解決するための手段

[0003] 一態様では、本開示は、多層フラッシングテープであって、テープが、第2主表面とは反対側の第1主表面及びコア層厚を有する粘弾性コア層と、コア層の第1主表面に接合された第1薄層厚を有する第1弾性薄層と、コア層の第2主表面に接合された第2薄層厚を有する第2弾性薄層と、を含む、テープを目的としている。]
[0004] いくつかの実施形態では、第2弾性表面薄層は省いてもよく、その場合は、外側に露出した単一の表面薄層によって構造物のコア層を基材と接合する。]
[0005] いくつかの実施形態では、第1及び/又は第2弾性表面薄層のどちらかの露出表面の少なくとも一部を感圧接着剤(PSA)で被覆して、フィルムの基材への付着を補助してもよい。第2表面薄層を省いた実施形態では、PSAをコア層の少なくとも一部に適用することで、フィルムの基材への付着を補助してもよい。]
[0006] 別の態様では、本開示は、有窓部のシール方法であって、
(i)多層フラッシングテープを提供する工程であって、テープが、第2主表面とは反対側の第1主表面及びコア層厚を有する粘弾性コア層と、コア層の第1主表面に接合された、第1薄層厚を有する第1弾性薄層と、所望により、コア層の第2主表面に接合された第2薄層厚を有する第2弾性薄層と、を含むことと、
(ii)多層フラッシングテープを、窓割り接合部、及び窓割り部と隣接した表面又はその内側の表面に付着する工程と、を含む、方法を目的としている。]
[0007] 更に別の態様では、本開示は、建造物の表面間の交点、例えば屋根と外壁との接合部、屋根の谷部分、屋根先端部等をシールする方法であって、
(i)多層フラッシングテープを提供する工程であって、テープが、第2主表面とは反対側の第1主表面及びコア層厚を有する粘弾性コア層と、コア層の第1主表面に接合された第1薄層厚を有する第1弾性薄層と、所望により、コア層の第2主表面に接合された第2薄層厚を有する第2弾性薄層と、を含むことと、
(ii)多層フラッシングテープを表面に付着する工程と、を含む、方法を目的としている。]
[0008] 本明細書で使用するとき、用語「粘弾性」とは、粘性力学的性質と弾性力学的性質の両方を有する材料の特性を表す。粘稠な材料は、負荷応力によって変形又は流動する傾向がある。弾性材料は、負荷応力を取り除いた後で回復又は反発する傾向がある。本明細書において材料を説明するのに使用するとき、用語「粘弾性」とは、貯蔵弾性率G’が約30,000Pa〜約500,000Paの材料を指す。]
[0009] 本明細書で使用するとき、用語「弾性」とは、材料の可撓性と弾力性の両方の特性を表す。これらの材料は、負荷応力を取り除いた後で回復又は反発する傾向がある。本明細書において材料を説明するのに使用するとき、用語「弾性」とは、約70%超の弾性回復を有する材料を指す。]
[0010] 本明細書で使用するとき、用語「有窓部」とは、建物外壁における、窓、ドア、天窓、排気ダクト、煙突等を配置するためのあらゆる開口部を表す。]
[0011] 本明細書で使用するとき、用語「熱可塑性材料」とは、加熱すると軟化するか又は融合する可能性があり、そして冷却すると再び固化(harden)する、材料を表す。このプロセスは、物理的性質又は材料特性をごく僅かに劣化させながら、何回も繰り返すことができる。]
[0012] 本明細書で使用するとき、用語「感圧接着剤」又は「PSA」とは、硬化、塗布又は配置後にまだ粘着性である接着剤であって、指又は手で押さえる以外は何も必要とせずに、接触させると様々な異種表面へ固着可能なものを表す。]
図面の簡単な説明

[0013] 本開示のある実施形態による多層フィルムを表している図。]
[0014] 本開示は、建造物への透水を防止するために釘等の機械的締結具の周囲をシールすることを目的として設計されたフラッシングテープの一部として感圧接着剤(PSA)と併用されてもよい、セルフシールの多層フィルムを目的としている。いくつかの実施形態では、多層フィルム構造には、第2主表面とは反対側の第1主表面を有する粘弾性コア層と、コア層の第1主表面に接合された第1弾性表面薄層と、所望により、コア層の第2主表面に接合された第2弾性表面薄層と、が含まれている。]
[0015] いくつかの実施形態では、本開示の多層フィルムは、有利なことに、既知の材料に比べて薄い構造の材料で優れたシール特性を提供する。一般的なフラッシング材料は、キャリアフィルム層に適用された比較的厚いブチルゴム又はアスファルト接着剤の層を利用する。このような構造物は、低温では機能しなくなり、そして更には、有窓接合部に適用するときには厚さがかなり増すこととが分かっている。フラッシング材料が厚すぎると、窓、トリム、サイディング、j−チャンネル、又は有窓部内に若しくはそれと隣接して取り付ける必要がある他の構造物が、正確に取り付けられない場合がある。]
[0016] いくつかの実施形態では、本明細書に記載の多層フィルムフラッシング材料は、優れたシール特性を付与し、その上、PSA接着剤を除くと約410マイクロメートル以下(例えば、約380マイクロメートル以下)の合計厚さを有する。有窓接合部又は他の表面に適用したときに、本明細書に記載のフラッシング材料は、釘、ステープル又は他の材料で穴を空けた場合でも構造物を水分の浸透から保護する。]
[0017] 一実施形態では、コア層の厚さは約127マイクロメートル以下である。更なる実施形態では、コア層の厚さは約80マイクロメートル以下であり、なお更なる実施形態では、コア層の厚さは約55マイクロメートル以下である。]
[0018] いくつかの実施形態では、薄層に対する多層フィルムのコアの比は、少なくとも0.2、例えば少なくとも約0.5である。いくつかの実施形態では、薄層に対する多層フィルムのコアの比は、5以下、例えば2.5以下である。いくつかの実施形態では、薄層に対する多層フィルムのコアの比は、約0.2〜約5までの範囲である。他の実施形態では、薄層に対する多層フィルムのコアの比は、約0.5〜約2.5までの範囲である。]
[0019] 理論に束縛されるものでないが、多層構造物の水遮断効果は、利用される薄層とコアの両方の種類によって決まる。例えば、弾性回復がより高い(例えば、96%)薄層で構成されたフィルム類は、高貯蔵弾性率G’で表されるような高弾性のコアほど良好に機能する傾向がある。弾性回復の低い(例えば、73〜75%)薄層で構成されたフィルム類は、低貯蔵弾性率G’で表されるような変形し易いコアほど良好に作用する傾向がある。一般に、弾性回復の高いフィルムは、弾性回復の低いフィルムよりも変形し難いことが分かっている。むしろ中間の弾性回復(例えば、79%〜90%)を有する薄層で構成されたフィルム類は、更に広い範囲のコア材料を用いて良好に機能する傾向があった。コア層を含有しないフィルム試料(実施例に記載した対照試料で表されるもの)が十分に機能しなかったことと、粘弾性コア層の追加によってフィルムの機能が顕著に及び意外にも向上したことと、に留意すべきである。]
[0020] コア層
コア層は、様々な粘弾性材料で作製してもよい。単独で又は組み合わせてコア層に利用してもよい材料の非限定例としては、粘着力を高めた天然ゴム類、ブチルゴムなどの合成ゴム類、スチレン−ブタジエン、スチレン−エチレン/ブチレン及びスチレン−イソプレン等の粘着力を高めた直鎖及び放射状のスチレンブロックコポリマー類、ポリウレタン類、ポリビニルエーテル類、アクリル樹脂、特に長鎖アルキル基を有するもの、ポリ−α−オレフィン類、アスファルト類及びシリコーンが挙げられるが、これらに限定されない。]
[0021] 一実施形態では、箱シールテープ用のPSAとして有用な、ブロック又はランダムスチレンエラストマー類及び粘着付与剤類を含む組成物を使用する。別の実施形態では、コア層はまた、粘着付与剤を用いずに、ブロック又はランダムスチレンエラストマーコポリマー樹脂から製造することができる。]
[0022] いくつかの実施形態では、粘弾性コア層の貯蔵弾性率は、30,000Pa〜500,000Paである。いくつかの実施形態では、コアの貯蔵弾性率は、100,000Pa以下、例えば75,000Pa以下である。いくつかの実施形態では、コアの貯蔵弾性率は、少なくとも200,000Pa、例えば少なくとも400,000Paである。いくつかの実施形態では、粘弾性コア層のガラス転移温度は、−73℃〜−13℃(200K〜260K)である。]
[0023] 表面薄層(類)
第1又は第2表面薄層に利用可能なエラストマー材の例としては、熱可塑性フィルム形成ポリマーが挙げられる。代表的な熱可塑性フィルム形成ポリマーの単独又は組み合わせとしては、ポリオレフィン類(直鎖又は分枝したもの)、オレフィンブロックコポリマー類、ポリアミド類、ポリスチレン類、ポリスチレン−ブタジエン類、ナイロン類、ポリエステル類、ポリエステルコポリマー類、ポリウレタン類、ポリスルホン類、ポリ塩化ビニリデン、スチレン−無水マレイン酸コポリマー類、スチレンアクリロニトリルコポリマー類、エチレン−メタクリル酸のナトリウム又は亜鉛塩系のアイオノマー類、ポリメチルメタクリレート類、セルロース誘導体、フッ素樹脂、アクリルポリマー類及びコポリマー類、ポリカーボネート類、ポリアクリロニトリル類、エチレン−ビニルアセテートコポリマー類、並びにこれらに混合物が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0024] いくつかの実施形態では、少なくとも一方の表面薄層、またいくつかの実施形態では、両方の表面薄層が、8MPa以下、例えば5MPa以下の引っ張り係数を有する。いくつかの実施形態では、少なくとも一方の表面薄層、またいくつかの実施形態では、両方の表面薄層が、10〜20MPaの引っ張り係数を有する。いくつかの実施形態では、少なくとも一方の表面薄層、またいくつかの実施形態では、両方の表面薄層が、少なくとも30MPa、例えば少なくとも40MPaの引っ張り係数を有する。いくつかの実施形態では、少なくとも一方の表面薄層、またいくつかの実施形態では、両方の表面薄層が、少なくとも70%の弾性回復、またある実施形態では、少なくとも90%あるいは少なくとも95%の弾性回復を有する。]
[0025] いくつかの実施形態では、構造物には、貯蔵弾性率が少なくとも200,000Pa、例えば少なくとも400,000Paのコア層と、引っ張り係数が8MPa以下、例えば5MPa以下の少なくとも一方の表面薄層(いくつかの実施形態では、両方の表面薄層)と、が包含される。いくつかの実施形態では、構造物には、貯蔵弾性率が100,000Pa以下、例えば75,000Pa以下のコア層と、引っ張り係数が少なくとも30MPa、例えば少なくとも40MPaの少なくとも一方の表面薄層(いくつかの実施形態では、両方の表面薄層)と、が包含される。]
[0026] PSA層
1層又は2層のいずれかの表面薄層を使用している実施形態では、保護すべき基材又は接合部へのコア層又は表面薄層の取り付けを容易にするために、PSA層を、一方又は両方の表面薄層の露出面の少なくとも一部にあるいはコア層の下面に適用してもよい。PSA層に単独で又は組み合わせて利用できる好適な材料としては、粘着力を高めた天然ゴム類、ブチルゴム等の合成ゴム類、スチレン−ブタジエン、スチレン−エチレン/ブチレン及びスチレン−イソプレン等の粘着力を高めた直鎖及び放射状のスチレンブロックコポリマー類、ポリウレタン類、ポリビニルエーテル類、アクリル樹脂、特に長鎖アルキル基を有するもの、ポリ−α−オレフィン類、アスファルト類及びシリコーン類が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0027] 一実施形態では、低温接着性能を提供するアクリル系PSAを使用する。PSA層は、木材、ポリ塩化ビニル、剛性ポリスチレン発泡板、住宅外装用途に使用される高分子材料、コンクリートブロック、現場打ちコンクリート、防水紙(building paper)等のような材料を含む建造物にフラッシング材料を接着させるのに十分な接着強度を有しているべきである。PSA層は、一方又は両方の表面薄層を、あるいは表面薄層を1層のみ用いた実施形態ではコア層を、完全に又は一部を覆って適用され得る。]
[0028] PSA層は、押出成形、積層、あるいは従来既知の方法で多層フィルム構造物に適用してもよい。剥離ライナーを接着剤上に適用することで、多層フラッシングフィルムが使用直前になるまで接着剤を保護してもよい。]
[0029] 追加添加物
コア層及び/又は表面薄層はまた、顔料、充填剤、紫外線吸収剤、光安定化剤(例えば、ヒンダードアミン光安定化剤)、スリップ剤、ブロッキング防止剤、帯電防止剤、加工助剤、及び添加剤用のキャアリア樹脂のような他の構成成分を含有してもよく、構成成分はいずれも当業者にはよく知られている。これらの添加剤は、フィルム構造物の所望の性能、並びに物理的性質、化学的性質及び接着特性を妨げないように選択することが好ましい。]
[0030] 本開示のいくつかの実施形態による代表的な多層フィルムを、図に示す。多層フィルム10には、コア層20と、コア層の一主表面上にある第1表面薄層31と、が包含されている。いくつかの実施形態では、コア層20の反対側の主表面上に第2表面薄層32が配置されている。いくつかの実施形態では、テープ、例えばフラッシングテープは、任意の接着剤層40を包含することによって調製することができ、接着剤層40は、図では第2の表面薄層32に隣接して表されている。]
[0031] 本開示の多層フィルムは、コーティング、積層若しくは共押出層又は層の段階的な押出成形のようないずれかの従来の層形成プロセスで形成してもよい。共押出成形自体は周知である。一般に個々の層は、様々な材料を接触させると同時にフィルムを形成する特殊なフィードブロック又は特殊なダイから共押出成形される。]
[0032] 共押出成形は、多層フィードブロック又はダイ、例えば、(ダイへ送り込まれる)3層フィードブロック又は3層ダイ、例えばテキサス州オレンジ(Orange)のクルーレン社(Cloeren Co.)製のもの等を用いて実施してよい。一般に、押出成形機から様々な粘度で流れ出す材料流は、別々にフィードブロックへ導入されて合流することで、フィルムを形成する。]
[0033] 使用するダイ及びフィードブロックを、一般的に、高分子流及び層の接着を促進するために加熱する。ダイ温度は、用いられるポリマーによって決まる。フィルムをコーティング、積層、連続押出成形、共押出成形、又はこれらの組み合わせによって調製しようとなかろうと、形成されるフィルム及びその層は、フィルム全域でほぼ均一な厚さを有することが好ましい。]
[0034] 本明細書に記載されるような多層フィルムで作製されるフラッシング材料は、様々な有窓接合部又は他の関連する表面を覆うのに好都合ないずれかの寸法で、コアに巻きつけてロール状にまとめることができる。使用中、フラッシング材料を様々な建築表面に取り付けることで、付随して生じる水の排水経路がもたらされる。]
[0035] 本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、文脈で明確に指示されない限り、単数形の「a」、「及び、(and)」、及び「the」は、複数形の指示対象を包含する。特に断らない限り、明細書及び特許請求の範囲中の化学的、物理的又はその他の性質を表す数値はいずれも、すべての場合において「約」という語によって修飾されているものと理解されたい。したがって、そうでない旨の指示がない限り、本明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される数値パラメータは、本開示によって得ようとする望ましい特性に応じて変更可能な概算値である。最低限でも、特許請求の範囲への同等物の原則の適用を限定する試みとしてではなく、少なくとも各数値的パラメータは、報告された有効数字の数を考慮して、通常の四捨五入の適用によって解釈されなければならない。]
[0036] 本発明の広範囲で示す数値的範囲及びパラメータは概算値であるが、具体例に記載の数値は可能な限り正確に報告する。しかしながら、いずれの数値もそれらの試験測定値に含まれる標準偏差から必然的に生じる一定の誤差を本質的に含むものである。]
[0037] 本開示の例示的実施形態を検討するとともに本開示の範囲内の可能な変形例を参照してきた。本開示のこれらの及び他の変形例及び変更例は開示の範囲から逸脱することなく当業者には明らかであろうとともに、本開示は本明細書に記載された例示的実施形態に限定されないことは理解されよう。]
[0038] I.透水性
この試験は、国際基準評議委員会(International Code Council)(ICC)の可撓性フラッシング材料に関する合否基準(AC−148)及び米国建設業者協会(American Architectural Manufacturers Association)の書類AAMA 711に従い、散水ブースを用いて実施した。AAMA 711付録1に記載の試験法は、ASTME331の修正版である。注:試験法では、気圧1.25kPa(水5インチ)で同時に実施する3つの板試料と、気圧0.39kPa(水1.57インチ)で同時に行われる3つの板試料とが必要である。本実施例の大部分では、1.25kPa(水圧5インチ)において4つ(同時に2つ)の板試料を試験した。データは、初期条件のみに基づいており、熱サイクルは行わなかった。非常に性能の悪い一部の試料では、2枚のパネルのみを試験した。]
[0039] 個々の板試料は、AAMA 711付録1に従い、一般には次のようにして調製した。正方形の合板パネルにドリルで必要な穴パターンを開けた。この穴に耐水バリア(WRB)(タイベック(Tyvek)(登録商標)、スパンボンドされたオレフィンフィルム、デュポン(商標)カンパニー(DupontTM Company)から入手可能)を被せて、板にステープルで留めた。次に代表的な多層構造物試料を、WRBで覆ったこの板の上に58マイクロメートル(2.3ミル)の3M 300 LSE感圧接着剤を用いて接着して、試験の間、試料類を付着させた。その後、直径約3mm(120ミル)の屋根釘を、試験構造物とWRBとを貫通させて、板に差し込んだ。こうして得た板試料を、次に試験した。]
[0040] II.機械的特性
弾性回復は、ASTMD5459の修正版を利用して、縦方向から幅13mm(0.5インチ)で採取した3つの試料において測定した。引っ張り係数及び1%割線係数は、ASTM D882の修正版を利用して、縦方向から幅13mm(0.5インチ)で採取した3つの試料において測定した。剪断貯蔵弾性率(G’)は、コア試料C−1〜C−4において、レオメトリック社(Rheometrics, Inc.)製RDA IIレオメーターを用い、1Hzにおいて1%の歪み、21℃(70°F)、相対湿度49%において、500g圧縮下で直径25mmの平行プレートを利用して測定した。コア試料C−5の剪断貯蔵弾性率(G’)は、TAインスツルメンツ(TA Instruments)製アレス(ARES)レオメーターを用いて測定した。測定は、直径25mmの平行プレートを用い、約450gの圧縮力をかけて、1Hzにおいて1%歪み、約24℃(74°F)において動的モードで行った。]
[0041] ガラス転移温度(Tg)は、フォックスの方程式を用いて計算した。]
[0042] コア材料
コア1(C−1)は、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンポリマー(クラトン(KRATON)G1657、クラトンポリマーズ(Kraton Polymers)製)であった。コア1のTgは、−58℃(215K)であり、貯蔵弾性率は477,210Paであった。]
[0043] コア2(C−2)は、スチレン−イソプレン−スチレンポリマー(クラトンD1161P、クラトンポリマーズ製)であった。コア2のTgは、−58℃(215K)であり、貯蔵弾性率は240,120Paであった。]
[0044] コア3(C−3)は、スチレン−イソプレン−スチレンポリマー(クラトンD1161P)45重量%と、芳香族化合物で修飾されたC−5炭化水素樹脂(ウィングタックプラス(WINGTACKPLUS)、サートマー(Sartomer)製)45重量%と、液体ポリテルペン樹脂(シルバレーズ(SYLVARES)TR A25、アリゾナケミカルズ(Arizona Chemicals)製)10重量%とのブレンドから構成された感圧接着剤であった。コア3のTgは、−14℃(259K)であり、貯蔵弾性率は68,764Paであった。]
[0045] コア4(C−4)は、スチレン−イソプレン−スチレンポリマー(クラトンD1161P)50重量%と、液体ポリブテン(MW=900)(インドポール(INDOPOL)H−100、イネオス(Ineos)製)50重量%とのブレンドであった。コア4のTgは、−65℃(208K)であり、貯蔵弾性率は35,016Paであった。]
[0046] コア5(C−5)は、米国特許第6,277,488号(コーブ(Kobe)ら)の実施例CE6に記載の、粘着力を高めたスチレン−ブタジエン−スチレンコポリマーであった。コア5のTgは、−13℃(260K)であり、貯蔵弾性率は90,710Paであった。]
[0047] 薄層材料
様々な薄層材料の特性を表1にまとめる。薄層4は、エチレン−オクテンコポリマー(イグザクト(EXACT)0201、エクソン(Exxon)製)80重量%と、酸/アクリレート変性されたエチレン−ビニルアセテート(EVA)(バイネル(BYNEL)3101、デュポン(Du Pont)製)20重量%とのブレンドであった。]
[0048] ]
[0049] 実施例1〜30は、インフレーションフィルムプロセスを利用して低弾性率及び高弾性率のコア材料と薄層材料との様々な組み合わせを用いて調製した。コア層及び表面薄層をそれぞれ、1.9cm(0.75インチ)の単軸ブラベンダー(BRABENDER)押出成形機を用いて3層構造の5cm(2インチ)環状ダイに供給した。チューブ状の共押出形成されたインフレーションフィルムをつぶして、幅約15cm(6インチ)の平坦なチューブを形成した。この構造物を次に、紙製コアに巻き取った。]
[0050] 比較例CE1は、混合スクリューの付いた19mm(0.75インチ)ブラベンダー(BRABENDER)(ニュージャージー州S.ハッケンサック(S. Hackensack))実験用押出成形機を用いて調製した。溶融及び混合した後、押出物を15cm(6インチ)のフラット型キャスト用押出ダイに押し通して、溶融フィルムを生成した。次いで、この溶融フィルムを、冷却したロールスタックに通し、最終の完成したフィルム形状に樹脂を冷却して固化した。]
[0051] 試料構造及び結果を表2a〜2gにまとめる。]
[0052] ]
[0053] ]
[0054] ]
[0055] ]
[0056] ]
[0057] ]
[0058] ]
[0059] 実施例31は、アクリル系感圧接着剤コアを用いて調製した。コアは、イソオクチルアクリレート90重量%とアクリル酸10重量%とを含有する、76マイクロメートル厚の硬化モノマー混合物層であった。薄層材料S−1は、コアとは反対側に、51マイクロメートル厚の層として手で積層した。透水試験手順の後、12個の釘のうち10個が合格し、その結果、板の合格率は75%及び釘の合格率は83%となった。]
[0060] 実施例32及び33は、表面薄層を1層のみ有する構造を表している。実施例32には、254マイクロメートル厚のコア5の層に手で積層された152マイクロメートル厚の混合薄層材料S−4の層が包含されていた。実施例33には、102マイクロメートル厚のコア5の層に手で積層された178マイクロメートル厚の混合薄層材料S−4の層が包含されていた。これら試料を透水試験手順で試験した。結果を表3にまとめる。]
[0061] ]
[0062] 透水試験手順を用いて、3種の市販製品を試験した。比較例C−2は、デュポン(Dupont)(商標)タイベック(Tyvek)(登録商標)と、弾性材と、ポリオレフィンフィルムと、接着力の強いブチルシーラント(デュポン(DuPont)(商標)フレックスラップ(FlexWrap)(商標)とから作製したフラッシングテープであった。比較例C−3は、高性能の直交積層されたポリエチレンフィルムとゴム入りアスファルト(グレースバイカー(Grace Vycor)(登録商標)プラス(Plus))とから構成されていた。比較例C−3は、金属箔の付いたブチルゴムPSA(ペラ(Pella)(登録商標)スマートフラッシュ(Smartflas)(商標)取り付け用テープ(INS(登録商標)TALLATION TAPE))であると考えられる。]
[0063] ]
[0064] 実施例34は、WRBを用いなかったこと以外はと同様の、板に接着された3層構造であった。表5には透水試験結果が記載されており、WRBを使用しない場合でも優れた結果が達成されたことが分かる。]
[0065] ]
実施例

[0066] 本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、本発明の様々な修正及び変更が、当業者には自明であろう。]
权利要求:

請求項1
多層フィルムであって、第2主表面とは反対側の第1主表面及びコア層厚を有する粘弾性コア層と、前記コア層の第1主表面に接合された第1薄層厚の第1弾性薄層と、を含む、多層フィルム。
請求項2
前記コア層の前記第2主表面に接合された第2薄層厚の第2弾性薄層を更に含む、請求項1に記載の多層フィルム。
請求項3
前記第1薄層厚に対する前記コア層厚の第1の比と、前記第2表面薄層厚に対する前記コア層厚の第2の比とがそれぞれ5以下である、請求項2に記載の多層フィルム。
請求項4
前記第1の比と前記第2の比とがいずれも、少なくとも0.2である、請求項2又は3に記載の多層フィルム。
請求項5
前記粘弾性コア層が30,000Pa〜500,000Paの貯蔵弾性率を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項6
前記粘弾性コア層が100,000Pa以下の貯蔵弾性率を有する、請求項5に記載の多層フィルム。
請求項7
前記粘弾性コア層の貯蔵弾性率が少なくとも200,000Paである、請求項5に記載の多層フィルム。
請求項8
前記コア層厚が127マイクロメートル以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項9
前記第1薄層厚と前記第2薄層厚とがそれぞれ127マイクロメートル以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項10
少なくとも一方の前記表面薄層が、8MPa以下の引っ張り係数を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項11
少なくとも一方の前記表面薄層が、10〜20MPaの引っ張り係数を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項12
少なくとも一方の前記表面薄層が、少なくとも30MPaの引っ張り係数を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項13
前記コア層の貯蔵弾性率が少なくとも200,000Paであり、少なくとも一方の前記表面薄層の引っ張り係数が8MPa以下である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項14
前記コア層の貯蔵弾性率が100,000Pa以下であり、少なくとも一方の前記表面薄層の引っ張り係数が少なくとも30MPaである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項15
少なくとも一方の前記表面薄層の弾性回復が90%超である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項16
前記粘弾性コア及び前記第1表面薄層が熱可塑性材料を含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項17
前記第1表面薄層、前記第2表面薄層及び前記コア層のうちの1つ以上の少なくとも一部に接着剤層が更に含まれている、請求項1〜16のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項18
前記フィルムが、改正ASTME331散水ブース試験に基づく釘合格率80%で表されるようなセルフシールである、請求項1〜17のいずれか一項に記載の多層フィルム。
請求項19
表面のシール方法であって、(i)請求項1〜18のいずれか一項に記載の多層フィルムを提供する工程と、(ii)前記多層フィルムを前記表面に接着する工程と、を含む、方法。
請求項20
前記表面が有窓部表面である、請求項19に記載の方法。
請求項21
前記表面が、建造物の表面間の交点を含み、所望により前記建造物の表面が、屋根と外壁との接合部、屋根の谷部分、壁と壁との接合部、根太と板壁との接合部、屋根の下面とそれと隣接する壁との間の接合部、及び屋根先端部からなる群より選択される、請求項20に記載の方法。
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